少し前の話。
元保護者様に会って、その後の彼の様子を訊く。
公立高校に入学するも、先生と喧嘩をしてすぐに中退。
定時制に入り直して再起を図るが、これも続かず退学。
そのあとは工場の作業員や携帯電話の販売員と職を転々とする。
どの仕事も続かないけど、いつも笑顔で次の仕事をみつけてくるみたい。
昔はよく教室に遊びに来て、武勇伝????を聞かせてくれたが、最近は顔を見せてくれないなぁ。
でも、「中卒」でも仕事はいくらでもあるんだと思った。
そして、いろんな体験をしている彼に力強さを感じた。
今、日本の若者に一番足りないのは「失敗」する体験だそうである。
子供に苦労をさせない親が増えて、社会人になってから壁にぶち当たる。
失敗を受け入れることができない。立ち直りが遅い。壁から逃げるクセがある。。。。
それも人生なので別にいいけど、子供たちを自立させるトレーニングもした方がいいと思う。
子供たちの可能性を信じながら。
来週は天神川小6年、天王寺川中2年、百合学院高1年の入塾があります。
例年のことですが、塾が乱立している中で誠心館を選んでくるなんて、嬉しい限りです。
全力を尽くします^^
写真は開校当初より教室に飾っている、斎灯サトルさんが描いたイルカ親子の油絵。
子供を信じて、子供に寄り添う姿勢が親子共に<いい関係>を保てるような気がします。
ともに。