生徒指導で注意していること

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こんにちは、上熊須です。

今回は生徒指導で注意していることについてお話します。

自分が一番気をつけているのは、どこまでがよくてどこからが駄目だ、という点をはっきりとさせることです。

そこを曖昧にしたままだと、どこが悪いのかもわからず、全部間違っているのではないかという風に生徒は感じてしまいます。

これは勉強以外にも言えることで、授業の態度なども、例えば自分は生徒の姿勢が悪いくらいでいちいち叱ったりはしませんが、例えばスマートフォンをいじっていたり、露骨に聞く気のないと取られるようなことをすれば叱ります。

このボーダーラインは人によってかなり違っていますが、自分なりにこのボーダーラインをはっきりさせることで、「この人はここまでは大丈夫だけど、これ以上は怒る」というのが伝わると思います。

これは人付き合いなどにも影響しています。もしその人がどうすれば怒るか分かれば、怒らせないようにすることもできるはずです。

だから自分は「自分のボーダーラインをはっきりさせる」という点を気をつけて指導すべきだと思っています。

 

高次脳機能を改善するプログラム

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中学の勉強の基本は暗記中心となりますが、生徒たちの中には脳の個性でワーキングメモリーが極端に小さくて、どうしても暗記ができない子たちもおります。そんな場合はいくら教室で個別指導しても学校のテストに反映しないのが実状です。

そこで、今回は暗記脳を作るために医療用の高次脳機能を刺激するソフトを購入しました。橋本圭司氏(国立成育医療研究センターのリハビリテーション科医長)と高濱正伸(花まる学習会代表)が監修です。

29種類のトレーニング・プログラムでバランスよく認知機能を改善する内容なので、暗記科目が極端に苦手な生徒数名に活用していきたいと思います。

現在、私自身が使い方を覚えることも兼ねて楽しみながら操作しております^^

 

学習障害(LD)、中でも識字障害(ディスレクシア)の可能性のある生徒たちは脳が文字処理する領域が他の生徒と違うといわれております。なので、文字が逆さになったり7とsevenが理解できないということも普通にありえます。

私自身、この領域は勉強中ではありますが、少しでも改善の可能性があるのなら前向きに取り組んでいきたいと考えております。

今日もブログを読んでいただきありがとうございました。