OMN

pen

こんにちは、木曜日担当の中村(宏)です。

今日は個別指導の考え方を応用した、集団授業の受け方について書きます。

私が個別指導の授業をするときに気を付けていることは、生徒が問題を解けない原因を徹底的に考えることです。1つの問題が解けない問題は人それぞれであり、その問題を解くために必要な知識や考え方も人それぞれです。個別指導の授業ではこのような方法で生徒それぞれにあわせたオーダーメイドの授業を展開することができます。

では、集団授業の先生はどういうところに気を付けて授業を作っているのでしょうか。それは授業を受けているすべての生徒に共通して必要な知識を授業で伝えるということです。その授業は生徒全員のための授業であり、黒板を写した結果作られるノートもみんなのためのノートになります。

そこで実践してもらいたい勉強法は、ノートを自分のためのオーダーメイドノート(Order Made Note)にする勉強法です。授業はみんなのものですが、ノートは自分のものなので自分が使いやすいように取ることができます。オーダーメイドノートを作成する具体的な方法の一例を紹介します。まず黒板のメモに使う色以外の色ペンを用意します。その色ペンで、授業で苦手だと感じたことや感想などを書き加えます。ほかの方法では、付箋(ふせん)を用意して、先生が口頭のみで説明したことのなかで自分に必要だと思った知識をノートに残すことができます。これ以外にも工夫ひとつで自分だけのためのノートを作ることができます。

ノートの取り方を一つ工夫することで復習がはかどり、効率的な成績アップにつながります。