「あともう少し」の勉強法

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こんにちは、上熊須です。

「あともう少し」勉強すると決めた時、大体の人はあと20分がんばろうなど、時間を決めて勉強する人と、この範囲まで終わらせようなど、範囲を決めて勉強する人、気が向く時にやめようなど感覚に頼る人の3つにわかれると思います。

それぞれ利点と欠点があり、人によってどれがいいかは変わります。

時間を決めて勉強するのは、ちゃんと集中できる人ならばその時間を最大限に活用できますが、時間が来て問題の途中でやめてしまったり、そもそも集中できず時間だけ過ぎていったりするかもしれません。

範囲を決めて勉強するのは、集中できてなくてもある程度は成果は上げられますが、どうしても時間で決めるよりも量を少なく決めてしまいがちであるという欠点もあります。

感覚に頼るのは、例えば「数学が得意だから数学を気が済むまでやろう」など、自分の好きな部分に関しては何よりも集中できる可能性はありますが、苦手科目だったり、そもそも勉強が嫌いな人はほとんどもういいやと投げ出してしまうでしょう。

それぞれ良いパターンと悪いパターンがありますが、今挙げた悪いパターンに陥っている人は、なるべく早く他のやり方に変えて改善したほうが、「あともう少し」のテストの点を逃さずに済むことになるはずです。

文章を書こう!

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こんにちは。講師の中村(元)です。
中学から高校、高校から大学に進学するにあたって、最も変化することの1つが「文章を書く」ということです。答案用紙を見ればよくわかると思いますが、中学では1つの単語を書くだけのスペースしか答案用紙の各解答記入欄には与えられませんでしたが、高校の特に3年生になるとその解答記入欄自体が大きくなり、そして文として解答を書くことを求められます。

そして大学ではほぼ白紙の原稿用紙を渡されて、与えられた問題について自分で解答を作成することが求められます。
すなわちこれは、教育が「文章を書くこと」を要求しているということです。
自分の考えを正しい日本語で、またその分野らしい表現に合わせながら、さらに読み手に対して読みやすく書くというのは案外難しいものです。

大学に進学して最初の期末テストでまっさらな解答用紙を渡されて面食らった方も多いのではないでしょうか。文章を書くことは面倒だと思われがちですし、しかも中学ではそのような問題自体が多くないため勉強をする際に投げ出されやすいです。ですが将来のことを考えれば「文章を書く」という学力を中学のうちから身につけることが望ましいです。

そのためには普段から「自分の考えを文章で伝える」という練習が必要です。これはわざわざ文字に起こすという意味ではありません。例えば口頭で質問された時に「〇△」、「×□」といった単語で相手に理解を求めるのではなく、「…が~だから-と思った」といった文で自分から「相手に理解させる」という意思表示を示すということです。
私は指導に際してこのような「自分の考えを文章で伝える」ということに重点をおいています。思っていても文章で答えられないのではもったいないですし、これを意識することでもっといろんな考えを周りに表現できるようになってほしいと考えています。

生徒指導で注意していること

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こんにちは、上熊須です。

今回は生徒指導で注意していることについてお話します。

自分が一番気をつけているのは、どこまでがよくてどこからが駄目だ、という点をはっきりとさせることです。

そこを曖昧にしたままだと、どこが悪いのかもわからず、全部間違っているのではないかという風に生徒は感じてしまいます。

これは勉強以外にも言えることで、授業の態度なども、例えば自分は生徒の姿勢が悪いくらいでいちいち叱ったりはしませんが、例えばスマートフォンをいじっていたり、露骨に聞く気のないと取られるようなことをすれば叱ります。

このボーダーラインは人によってかなり違っていますが、自分なりにこのボーダーラインをはっきりさせることで、「この人はここまでは大丈夫だけど、これ以上は怒る」というのが伝わると思います。

これは人付き合いなどにも影響しています。もしその人がどうすれば怒るか分かれば、怒らせないようにすることもできるはずです。

だから自分は「自分のボーダーラインをはっきりさせる」という点を気をつけて指導すべきだと思っています。

 

総復習のしかた

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こんにちは、中村(宏)です。

今日は中学3年生の夏の勉強法(復習)について書きます。

中学3年生の夏休みは、苦手な分野の復習をするための絶好の機会です。夏休みで復習をするうえで大事なことは、どの分野の復習をするかを明確にして、単元ごとの学習をすることです。3年生でどんな勉強をしようと悩んでいる人には、問題演習を始める前にまず3年分のテキストの目次だけを流し読みして、単元ごとに自己評価をし、単元に勉強する優先順位を付けることをお勧めします。中学校3年間の範囲が出題される高校入試では、やるべき勉強をピンポイントでやることが重要です。

このピンポイント学習では、学習内容を確実に習得する必要があります。記憶には長期記憶と短期記憶という2つの記憶があります。意味は言葉の通りで、短期記憶が暗算などで使うような一時的な記憶で、長期記憶が自分の名前や住所を覚えるような忘れない記憶です。記憶を短期記憶から長期記憶に切り替えるためには、「思い出す」作業が必要になります。短期記憶はすぐに脳の中のゴミ箱に入れられてしまいます。そのゴミ箱から記憶をあさりだすことを繰り返すことで、脳はその記憶を必要な記憶であると認識してゴミ箱に入れることをやめて本棚に置きます。このとき短期記憶は長期記憶に切り替わります。勉強では小テストがこのあさりだす作業に当たります。過去の学習内容を復習するときは、小テストの計画をたてながら勉強すると効率的です。

まとめ
・何を復習するかを明確にし、優先順位を付ける
・小テストを計画的に行って、復習した単元を定着する

今日は事務仕事

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本日ブログ担当の菱川です。

暑い日が続いていますね。僕も暑くてクーラーが効いた部屋からどうやったら出ないでいいかいつも考えています(笑

 

さて、いつもは塾の講師として誠心館に来ているのですが、今日は生徒数もいつもに比べれば若干少なく、宿題を早めに終わらせたいという生徒も多かったので塾長に頼まれて事務作業をしていました。

プリントをひたすら印刷したり、生徒の成績処理をしたりなど様々なことをさせてもらいました。

そういった作業のなかで一つ思ったことは単純な作業ほどなかなか正確にはできないものだなという事です。最初は注意しながら作業するのですが、慣れてくると少し気持ちが緩んでくることを身を持って体感しました。

以前、高校の先生が「偉大なものはすべて単純である」ということを言っていました。その逆もしかりだと思います。単純な作業や動作を単純だからといってないがしろになかった故に偉大なものになるのかもしれない、という事を一瞬ですが考えました。

でもやっぱり、事務作業より生徒を教えるほうが楽しいです!!夏休みは講師も時間ができるので是非塾に足を運んで勉強しください!!