プロセス重視

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第4回の兵庫模試で数学が4312人中80位(偏差値69.1)となりランキング表に名前が載ったTくん。

もともと数学のセンスはありましたが、担当の上熊須先生が彼はセンスがあるので高校生の問題をやらせますね!といいながら高校レベルの問題をやらせて負荷をかけておりました。

そんな日々のトレーニングもあって中学校で教えてもらえない問題も自分でクリアできる能力を身につけることができました。コーチング理論を使った指導方法が見事に当たったケースですね。

模試だけでなく学校の定期テストも中間90点⇒期末91点を獲得しておりますし、特筆することは社会が88点だったことです。こちらは森下先生がよく呼び出して“喝”を入れておりましたが、勉強の仕方を丁寧に説明したことが結果につながったと思います^^

誠心館講師の基本ルールは「生徒の為になると思ったことは何をやってもOK!」です。

そんな自由な雰囲気の中、生徒たちの成績はグングン伸びております^^

結果が見えるまで少し時間がかかる子もいますが、自立式学習は人に頼らず自分で考えることからスタートします。

期末も終わったので、12月~1月は伸び悩みの生徒たちを重点的に指導してまいります!

歓送迎会

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先日は誠心館を卒業する講師と新しく来てくれた講師の歓送迎会をしました。

私一人がオジさんで50歳。あとは18歳~25歳の若い講師陣。阪大6名と神大2名の学生さんたちはみんな仲良し。楽しい話題で盛り上がるのですが、やはりそこは塾つながり。〇〇くんが55点⇒70点になった、〇〇さんは今回も88点キープできた、〇〇さんは最近は自分から宿題を出してくれというようになった等、情報交換も多かったですね。

講師は難関大学をクリアしている頭脳の持ち主なので、中・高校生に問題の解説をするのは簡単なのですが、『わからせる→自分でできる』ようにしなければなりません。

なので、解説に力を入れるのではなく、相手の様子や発言を訊きながらポイントのみをしっかり教えてとにかくやらせてみる。生徒がわかったといっても信用はできません。やらせて自分でできないと意味がないので。

そんな意味では講師というアルバイトは彼らが社会人になる前の最高の勉強になるはずです。

講師ミーティングや歓送迎会の中の会話で生徒指導のコツを掴んで自分の指導スキルを磨いてほしいと思います^^

 

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ご褒美

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生徒たちが講師の説明を聞いて「先生、やっとわかりました!」と笑顔になる瞬間。

そして「先生、テストの結果が返ってきました!〇〇点も上がりました!」と報告してくれる瞬間。

講師達が一番嬉しくなる「わかった」と「上がった」という言葉。

この2つの言葉は講師さらには教室への最大のご褒美です。

 

明日もテストですが最後の最後まで講師と共に生徒たちを応援したいと思います。

皆、期待してるからね^^

 

子供へ投げかける言葉について

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6日ぶりの更新となりました!

 

さて、本日の講師陣は須貝先生、宮本先生、上熊須先生の3人。

一人ひとり丁寧に指導しております。ただ提出物を既に終わらせている生徒もいれば、これから英単語を覚え始める生徒もおります。

本人の性格もありますしテストに取り組む本気度も関係しておりますが、実際には家庭環境も見逃せないのではと考えております。

とくに「勉強しなさい!」という声掛けほど、逆効果をもたらす言葉はありません。。。。

 

私も3人の子供がいるので、テスト前に遅くまでテレビを観ていたら内心は「おいおい。大丈夫?」と思いますし「勉強しなさい!」と言いたくもなりますが、そこはぐっと我慢(^_^;)

「勉強しなさい!」とは言わずに無理して(汗)「勉強頑張ってるね!応援してるからね」と言います。

 

 

駅やセブンイレブンのトイレの話です。

ひと昔前は「トイレを汚さないでください」という張り紙が主流でしたが

現在は「トイレをきれいに使ってくれてありがとうございます」という張り紙が主流です。

 

理由は簡単。指示・命令形から完了形にした途端にトイレを汚す人が激減したからです。

ちょっとした言葉の遣い方で子供たちはいきいきしてくるはず。

12月7日(日)の第2回保護者会ではそんなテーマを含めたディスカッションをしてまいりますので、保護者様にはぜひ参加いただきたく存じます。締切は11月28日です。

 

 

 

 

鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス

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先日、ある生徒が「先生、昔貰った問題集やっとできました!」と報告してくれました(汗)

国語が苦手。なんとか読解力をつけたいというので保護者様に購入にしていただいた問題集。私としては10回ぐらい期限を決めてやるように促しましたが、いつも後回し。

無理やりやらせても意味がないので放置しておりましたが、ここ最近は時間を決めてコツコツやっていたのを後ろから見ており、アレッ?と逆に驚きが・・・

さらにテストの点数を上げたい。じゃないと塾を辞めさせられるといいながら、頑固な一面があり私や講師の提案をなかなか受け付けず自分流を貫き通す性格^^;

自分流は大歓迎なんだけど、勉強と作業の違いがどうも理解できていないし、優先順位がどうも定期テストで点がとれるバランスになっていない。。。

しかし、最近は自ら講師にどうやって勉強したら良いのかアドバイスをもらいながら実行している様子を見ると自分を変える必要にやっと気づいたのかな?と思います。

塾の仕事はある意味で人を変えるのが仕事となりますが、そのやり方としては

「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」

どの生徒もお預かりした以上、どこかのタイミングでスイッチが入るようにしていきたいですね。