ノートの意義

DSC03225こんばんは。講師の宮本です。大学の授業も本格的に始動し、実験に部活動に忙しく動いております。忙殺の日々でも学習したことはきちんと復習しなければ自分の中に定着しません。そこで大切なのが、授業内容を文字あるいは図で記録したノートです。

見たこと聞いたことはすぐに忘れてしまいます。それが学科の授業など難解な内容になるとなおさらです。だから親御さんや学校の先生は決まって「ノートを取りなさい」と言います。それは結構なんですが、いざ「ノートの意義」を問われると答えに詰まってしまうでしょう。

思うにノートの意義、というかノートの取り方は主に3つに分けられます。

・授業内容を保存する

・授業内容を分かりやすくまとめる

・それらに自分の注釈を加える

原義としては一番上の取り方が正統でしょう。それらをインプットして理解し、アウトプットすることが紙上に整理してまとめるという作業です。その上で「この部分について自分がどう考えるか」という注釈をつけ足すことで初めてノートとして完成します。このノートを使って復習すれば理解をかなりのところまで深めることができるでしょう。

無為にノートを取るよりいま現在自分が選んでいる学習方法を意義や理由まで理解することができれば成績向上は間違いありません。