こんにちは!講師の糸原です。
誠心館では、夏期講習がスタートしました🌻
最近はますます暑くなってきましたね。
体調に気をつけながら、この夏も一緒に頑張っていきましょう!
さて、みなさんは「塾講師」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
私が中高生の頃は、「ただ勉強を教える人」というイメージしかありませんでした。笑
でも、実際に講師になってみると、勉強を教えるだけが仕事ではないことに気づきました。
今回は、そんな塾講師の裏側について、誠心館講師が増えることを願いながら、お伝えしたいと思います!
○出勤後〜授業前
まず出勤したら、生徒ファイルをチェックします。
また、初めて担当する子がいると、「どんな子かな?」「どんな話をしようかな?」などと考えながら、授業の準備を進めます^ ^
○生徒が来たら…
生徒が教室に入ってくると、私たち講師は“顔色”をよく見ています。
・なんだか嬉しそうな子
・部活帰りで疲れている子
・遊びに行った帰りでおしゃれをしてきている子
・少し体調が悪そうな子
などなど毎週顔を合わせているので、ちょっとした変化も任せてください^ ^
そういった様子を見ながら、その日の学習内容を生徒と一緒に相談して決めていきます。
○授業中
突然ですが、みなさんも経験ありませんか?
問題を解いているときに、先生がじーっと見てくるプレッシャー…。正直、ちょっと嫌ですよね?笑
実は私も生徒時代、あれが苦手でした!
でも講師になってみると、それにはちゃんと理由があることが分かりました。
私たちは「正解かどうか」だけを見ているのではなく、生徒がどうやって答えを導き出しているかという「考え方のプロセス」です。
・どの問題で手が止まりやすいのか
・英語の並び替え問題の考え方
・数学の途中式の書き方
こうした部分を観察して、生徒に合った声かけや解説の仕方を考えています。
だから、間違えても全然OKです🙆🏻♀️
先生は“間違い”からもたくさんのヒントを得ています。むしろ、どんどん考えて、どんどん間違えてほしいです!
また、塾に来ても、疲れていて眠かったり、集中力が続かない時もあります。
そんなときは「よし、いったん休憩しよっか!」と声をかけて、学校の話や好きなことを話してリフレッシュしてもらいます。
また、集中力を取り戻すために、得意な単元に変えてみるなど、工夫も様々です。
さらに、私が特に大切にしているのは「丸つけ」の時間です。
丸つけして答えを写して終わり…そんな姿をよく見かけますが、勉強で一番大事なのは「なぜ間違えたのか」を考えることです。
私の授業では、丸つけのタイミングを決めて、終わったら必ず見せてもらうようにしています。
そのうえで、「なんで間違えたと思う?」と、生徒自身にまず考えてもらいます。
こちらからすぐに答えを言うのではなく、自分で気づいてもらうことを大切にしています。
そして必要があれば、別のテキストで練習したりと、生徒に合わせたやり方を考えています。
どうでしたか?
やっぱり、ただ「勉強を教える人」だけではないですよね。笑
塾講師は、教える技術だけでなく、生徒との関わりや空気づくりなど、さまざまな面で気を配る仕事です。
講師歴も3年目になりましたが、私もまだまだ成長途中です!
これからも、生徒と一緒に頑張っていきたいと思います💪🏻🔥