テストを終えて

map

本日のブログ担当の菱川です。

今日は大多数の中学校でテストが終わりました。満足している生徒もいればいまいち結果が振るわなかった生徒もいたようです。

しかし、大切なのはテストが終わってからです。さかのぼってもらえればわかると思いますがこのブログにも何回も書かれていると思います。テストの見直しをするかどうか、それが本当に重要になります。

本日、僕が担当させてもらった生徒さんは自主的に「今日は数学のテスト直しをする!」とずっとやっていました。すごくいいことだと思います。点数を見て満足するだけでなく、百点でなければ間違った問題の間違った原因について徹底分析することが勉強をしていく上で一番大切です。

また学校の定期テストは生徒たちが基礎基本を理解しているかどうかを確認するために先生たちが必死になって作った問題です。それゆえ、大事にエッセンスは全部入っています。それを見直すという事は基礎基本の定着に一番効果があるのです。時間を惜しまず、テスト直しをして欲しいと思います。

リーガル・ハイに学ぶ

2-429f4

こんにちは、中村(宏)です。

今回の話はドラマの話です。リーガル・ハイを知っていますか?半沢直樹で大人気の堺雅人の出世作です。

大まかなストーリーは堺雅人演じる悪徳(?)弁護士の古御門研介があの手この手で圧倒的不利な裁判を逆転するといったものです。私個人的には堺雅人の演技もとても大好きです。

主人公の古御門は裁判を有利に進めるために、証拠を偽装したりを作ったり相手サイドの人間に嘘の情報を流したりと勝つためにはどんな手段でも使う弁護士です。生徒にはそういう人間にはなってほしくないと思いますが、古御門を見習うべき点もあります。

それは「調べる」ことです。古御門は裁判では卑怯な手を使いますが、勝つために事件の詳細などを調べることは徹底的にやっています。このドラマを見た人にしかわからない話ですが、古御門が絹美村編で裁判で徹底的に戦うべく村の老人たちを勇気づけるシーンでは、どれだけ古御門が村のことを調べてるかがわかります。

現代の学校教育では、この「調べる力」は身に着けることが難しいです。物事を調べるには、まず何かに疑問を持つ必要があります。例えば、中学英語ではsomeとanyは、肯定文ではsome、否定文ではanyを使うと習います。はっきり言って、これは嘘で、anyは肯定文でも使えるし、someは否定文でも使えます。では、本当はどのような違いがあるのでしょうか。今回のブログではあえてその答えは書かないので、気になる人は調べてみましょう。(それでもわからない人は質問してください(笑))

調べることは、文章で勉強する練習にもなります。学校教育では先生が口頭で勉強を教えてくれますが、学校を出た後は自分で文章を読んで勉強することが大事になります。

自分で「調べる」勉強は社会に出てからでもとても役に立ちます。

テストのやり直し


DSC02860

こんにちは。講師の中村(元)です。

いよいよ中間テストの返却の時期ですね。さて、テストが返ってくるとみなさんはどうしますでしょうか。
テストの結果で一喜一憂したり、テストのことを忘れて遊んだりといろいろあると思います。

しかし、そのテスト返却後の過程の中で必ず通ってほしいところが「テストのやり直し」です。

定期テストは生徒の成績を決める上で大きなウエイトを占める部分ですから、その問題は生徒の学力を測るのに適した良問であることが非常に多いです。
また普通の問題集ではどうしても問題の数が多いため、いちいちその問題の意図やその意味を知ることは難しいです。
しかし、定期テストは分量が適当であるためやり直しがしやすく、前述した通り良問やその単元を代表する問題が多いため、テストをやり直すことでその問題の意図や意味を理解することはその単元を深く理解することに直結します。
その結果としてその後の単元や入試にも役立つと言えるでしょう。

このようなメリットを考えると、定期テストのやり直しをしないことはすごくもったいないです。

テストのやり直しに慣れるために、普段から問題集のやり直しをする癖をつけてほしいと思います。
問題の数はこなすのに、やり直しをせず単に赤ペンで答え合わせをして終わってしまう生徒が非常に多いです。これは、非常に非効率的な勉強方法と言わざるを得ません。
間違った問題の解答を見て、解答方法や意味を理解して、何も見ずにその問題を解けて、初めて「やり直し」をしたということになります。

特に文章問題は解答を読むだけでも力になります。文章問題が苦手な生徒は必ず実践してほしいです。

暗記科目

DSC02898

担当の森下です。

暗記の科目、特に社会をどうしたらいいかという話を生徒から聞くことがあります。

ほとんどの子が『暗記は苦手だからやる気が出ない』と言います。確かに覚える作業は苦痛だと思いますし、私自身、社会は好きな科目でしたが、語句を覚えることは正直なところ、嫌いでした。
ただ、生徒と話し込んでいると好きなアイドルの好みなどはすらすらと答えられたり、自分の好きな分野だとびっくりするほど知識を持っていたりすることが大半です。
ですので、きっと覚えられないというよりは興味が湧かないからだと私は思います。

先日、社会でわからないところがあると生徒に言われました。範囲はちょうど室町幕府が崩壊し、戦国時代へと流れていくあたり。有名な「応仁の乱」があったり、「一揆」が始まったり、「座」という組合が作られるようになったり、あるいはあの「金閣寺」が作られたり、「銀閣寺」も作られたり……と、激動の時代で、覚えることは盛りだくさんの範囲です。
私は一つ一つの単語をぶつ切りのように解説するのではなく、教科書を読みながら補足するように説明をしました。受け身であることは退屈だと思うので、適宜、こちらからの質問も挟みました。また、同時にインターネットでの画像検索などを用いて、イメージを持ってもらうようにし、時には、紙にイラストを描きました。最後の方には随分とすっきりしたらしく、嬉しそうな顔で「わかった!」と言ってくれました。

大筋を知ってからだと、呑み込む力が変わってくるように感じます。文字をひたすら追うのではなく、実際の絵や資料を見ながら覚えようとするのもとても効果があるようです。また、ずっと張りつめている状態だけでなく緩急をつけながら覚えるのもいいかもしれません。
社会ではその語句をそっくりそのまま覚えることよりも、流れで覚える方法をオススメします。

テスト計画

 

pen

こんにちは、中村(宏)です。

今週は荒中と天中がテスト期間があるので、生徒はとてもよく集中して勉強しています。今日も教室はとても良い雰囲気です。

今日のブログはテストの計画について書きます。

普段からの勉強はもちろん大事ですが、期末試験などの定期試験では、テスト範囲の中で何が理解できていて何が理解できていないかを明確にすることがとても大事です。

今回のテストから実施している定期テスト計画表では、どの分野を重点的に勉強するか(どの分野が苦手か)のランキングを中心に計画を立てるフォーマットになっています。これを書くことで、限られたテスト期間中に勉強する優先順位が確定します。それぞれの生徒の苦手な分野は普段の授業で記録しているのでこの優先順位は簡単に決めることができます。

やるべきことの優先順位を決めたら、次はどのように苦手分野を克服するかをきめます。具体的には塾で講師に習うか自習で完成させるかを決めます。最後にそれぞれの分野にかける時間を予想します。

最終的に1教科にかかる時間を計算すると、必要な時間に驚く子や時間があまりかからないので他教科の計画を立てる子がいました。

今回は生徒と相談しながらこれらの項目を決めましたが、今後は少しずつ生徒だけで計画を立てるようになることを期待しています。