テストとプレッシャー

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こんにちは、上熊須です。

中学生のみなさんはテスト1日目が終わったころだと思います。1日目お疲れ様でした。テストの結果も気になる、2日目のテスト勉強もしないといけない忙しいタイミングだと思います。(このタイミングでこのページを読んでる方は少ないでしょうが)

明日は2日目のテストだと思いますが、テストが始まってから絶対にやってはいけないことがあります。「それは既に受けたテストのことを考えること」です。

テストの結果が良かった時に振り返ると、余裕ができテスト勉強に対するモチベーションが下がるうえ、油断してケアレスミスを起こす可能性が上がります。

逆にテストの結果が悪かった時に振り返ると、余計なプレッシャーがかかり、これもまた集中力の低下やケアレスミスなどを招きます。

テストはいままでにやった勉強を生かすためのものなので、なるべく平常心で受けられるようにしたいものです。

最大値

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こんにちは、中村(宏)です。

今日は身の回りの関数と勉強法について書きます。

算数問題ですが、ペットボトル1本100円のジュースを100個売った場合、売り上げの合計は10000円になります。このとき、1缶の値段を200円に釣り上げても、売り上げは2倍になるどころか、だれも買わなくなってしまい、ほぼ売り上げ0円になってしまいます。

これを数学の関数で考えると、(売上)=(単価)×(個数)となります。さらに(個数)は(単価)によって決まるという関係があります。数学でy=x(100-x)という関数に似ています(現実の問題のほうがだいぶ複雑です)。yはxと(100-x)を掛けた値であり、xが増えると(100-x)の値が小さくなり、ある値を境にyの値は減り始めてしまいます。

この考え方はテスト勉強にも応用できます。(勉強の成果)=(勉強時間)×(集中力)という関数を考えるとします。勉強時間を徹夜などで増やす場合、集中力が減ってしまいます。これは前のジュースの例と同じであり、ある徹夜の程度を超えると集中力がなくなってしまい、結果的に学習の成果が下がってしまいます。

テスト直前ほど、短時間でいかにして勉強を終わらせるかということが大事になります。

 

 

一夜漬け

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こんにちは、上熊須です。

そろそろ試験前、暗記科目を必死に詰め込む方も多いのではないでしょうか。

前日に必死に覚える俗に言う「一夜漬け」をされる方もいるかと思います。ですので、今回はその「一夜漬け」について話したいと思います。

「一夜」漬けと言っていますが、自分は一夜漬けは一夜だけでは成功しないと思っています。暗記は反復することによって初めてできることですし、そもそも一晩中だけで全部完璧に覚えられる人は一夜漬けなんてしません。

自分がおすすめする方法は、テストの5日前(最低でも3日前)から、寝る直前に暗記する必要のある単語などを、1回ずつだけでいいので、とにかく全部書くことです。

人間の脳は、寝てる間に記憶のしたことの整理をします。この直前に勉強することで、より記憶したことを定着させることができるのです。

こうやって事前に軽く定着させることにより、一夜漬けはより楽になります。

一夜漬けが楽になれば、さらに長く睡眠が取れ、より記憶したことを定着させることができ、その結果いい点につながるのです。

一夜漬けはもう始まっています。最後のあがきが10点、20点の差になることもあるので是非とも頑張ってほしいです。

 

テスト前日

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講師の森下です。

よく、テスト当日、登校したときに「今日、ぜんぜん寝れてない」という人がいると思います。徹夜をした、という子もいます。
勉強時間の確保方法は人さまざまですが、個人的に、特に暗記科目に限ってはできるだけ睡眠時間を取ることをオススメしています。

というのも、睡眠は脳にとって、一日の間に取得した情報の「整理整頓」の時間になるからです。
私たちが意識していない細かなことでも、脳は常に働き、認識していて、膨大な量の情報を処理をしています。
これを整理し、収取選択している時間が、「睡眠」の時間にあたるといわれています。
(ですから、疲れたときに少しでも目を閉じることが推奨されているのは、目が一番、情報を取り込んでいる器官だからとも言われています)

できれば、テスト前日の夜は暖かいお風呂に入って、早めに寝てしまい、不安な教科がある場合は朝早く起きて勉強する方がいいように思っています。どうしても頭がすっきりしない、まだ眠いときには、テスト範囲のプリントなどを一通り見て、問題もいくつか解いてから、仮眠をとります。もちろん、遅刻のないように目ざまし時計は確実にかけておくことは重要です。
ただ、それまでの生活リズムや体質によっては朝起きることが困難かもしれません。そんなときは、寝る直前に暗記したい言葉や教科の勉強を持ってきてみてください。また、一番覚えたいことを寝る直前に復習してみてください。

ただし、前日に慌てて「まだ課題提出物が終わっていない!」ということがないように、きっちりと事前に取り組むことは必要です。

勉強する?

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こんにちは、中村(宏)です。

「勉強をしよう」と思っても、行動できないという経験が誰にでもあると思います。今日はこの原因について書きたいと思います。

ところで、「勉強する」という言葉を聞いてどのような行動を思い浮かべますか。ある人は単語を覚えること、またある人は計算をすることを思い浮かべていると思います。単に「勉強する」といっても、「具体的に何をする」かは人それぞれです。すぐに行動するためにはこの「具体的な行動」を思い浮かべる必要があります。例えば、料理を作ってくださいという指示よりも鍋を作ってくださいという指示の方がすぐに行動に移ることができます。さらに、鍋を作ってくださいという指示よりももつ鍋を作ってくださいという指示の方がよりすぐに行動できます。

この鍋の例と同様に勉強も具体的に何をするかを決めたほうがすぐに行動できます。「勉強をしよう」よりも「単語を覚えよう」、「単語を覚えよう」よりも「不規則変化の動詞を覚えよう」という目的にしたほうがすぐに勉強に取り掛かれるようになります。