計画の役割

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こんにちは、中村(宏)です。

今日は夏休みの宿題の勉強法について書きます。

夏休みの宿題のテキストでは、各教科の内容が広く浅く出題されているので、各自の苦手な分野がどこか知るための大事な手掛かりになります。そのため、夏休みの宿題は丁寧に間違え直しをするよりも先に、一通り自力で解いてみてどの分野が苦手であるかを知ることが大事です。
簡単な計算ミスなどは宿題のテキストで復習をし、基礎知識の理解が不十分な範囲は別のテキストまたは教科書で復習すると効率的に勉強できます。

復習材料として利用すれば夏休みの宿題はとても心強い武器になりますが、夏休みの宿題を終わらせるのがギリギリになってします生徒が多いです。(私もそうでした(笑))
誰でも夏休みの始めには、「いつまでに宿題を終わらせよう」という計画を立てます。宿題をギリギリに完成させる生徒の多くはこの期限を少しずつ先延ばしにしてしまいます。この問題の原因は学習計画が不十分なことです。いつまでに終わらせるかという点のみでしか考えられていない学習計画は簡単に破綻してしまいます。

夏休みの学習計画を立てる上でまず把握するべきことは、夏休みの宿題の量です。宿題の量はテキストの冊数ではなく、ページ数で把握する方が計画を立てやすくなります。

宿題の量をちゃんと把握することでいつまでに宿題を終わらせるかという計画が活きてきます。仮に宿題のページ数が100ページであったとすると、20日で宿題を終わらせようと考えた場合、1日に宿題を5ページ終わらせなければならないという計算ができます。1ページを平均10分間で終わらせられるとしたら、1日の勉強時間は50分になります。ちゃんと計画を立てることで、1日に何をしたら宿題を完成させられるかということを知ることができます。1日5ページを別の日にまわすと考えると簡単には先延ばし出来なくなります。

部活や生徒会などどんなことをする上でも計画は必要になります。良い計画というのは、1日に何をするべきかをちゃんと示してくれる計画ではないでしょうか。