無茶ぶりの指導法!?

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こんばんは、中村(宏)です。

今日のブログでは私の数学の授業の進め方について書きます。

まず、私の数学の授業のスローガンは「最小限の武器(公式)と最大限の身体能力(考える力)」です。私はこのスローガンに従って授業をしているので、授業は2段階の指導法行っています。

まず1段階は、武器(公式)の段階です。この段階では、基本的な公式を理解してもらうために生徒に付きっ切りで指導をしています。基本的な公式を理解するときに大事なことは、公式を自分の言葉で説明できるようになることです。本当に理解できてることは自分の言葉で説明することができます。

次に2段階の身体能力(考える力)は応用問題で鍛えることができます。応用問題の指導法では、まず生徒に「とりあえず解いてみて」と伝えます。この指導法ですがはっきり言って無茶ぶりです(笑)この指導法では、正しい答えにたどり着くことを期待していません。この無茶ぶりで問題が解ければ最高ですが、やはり解けないことが多いです。解けていない場合は生徒と話し合って、解けない原因を分析します。この指導法のメリットは自力で問題を解決する力が身につくことと生徒が苦手なところをピンポイントで指導できることです。

兵庫県の入試問題の難易度はとても高く無茶ぶりレベルです。それらの問題を解くためには、日頃から見た事のない問題に積極的に挑戦することがとても大切です。

英語と単語

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こんにちは。講師の中村(元)です。

英語の勉強ではよく単語がおろそかにされることが多いと感じてしまいます。確かに最低限の文法力や読解力は必要ですが、長文問題に頻出する文法の種類はそう多くないため、ある程度のレベルにまで達すると単語の記憶量は読解力に直結します。

特に国公立大学入試では自分の知っている文法のみを使って解答を作成できる英作文や単語を知らないと解くことができない和訳問題が多く、思ったよりも単語の重要性は大きくなります。

もちろん文法力や読解力を英語の力をつける上では大事です。実際、私立大学の入試では問題に占める長文の割合が高く、高度なレベルの読解力を問う大学も多いです。 入試問題や傾向に合わせた勉強方法を考え、実行していくことも学生には大事なことだと考えています。

テストを終えて

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本日のブログ担当の菱川です。

今日は大多数の中学校でテストが終わりました。満足している生徒もいればいまいち結果が振るわなかった生徒もいたようです。

しかし、大切なのはテストが終わってからです。さかのぼってもらえればわかると思いますがこのブログにも何回も書かれていると思います。テストの見直しをするかどうか、それが本当に重要になります。

本日、僕が担当させてもらった生徒さんは自主的に「今日は数学のテスト直しをする!」とずっとやっていました。すごくいいことだと思います。点数を見て満足するだけでなく、百点でなければ間違った問題の間違った原因について徹底分析することが勉強をしていく上で一番大切です。

また学校の定期テストは生徒たちが基礎基本を理解しているかどうかを確認するために先生たちが必死になって作った問題です。それゆえ、大事にエッセンスは全部入っています。それを見直すという事は基礎基本の定着に一番効果があるのです。時間を惜しまず、テスト直しをして欲しいと思います。

リーガル・ハイに学ぶ

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こんにちは、中村(宏)です。

今回の話はドラマの話です。リーガル・ハイを知っていますか?半沢直樹で大人気の堺雅人の出世作です。

大まかなストーリーは堺雅人演じる悪徳(?)弁護士の古御門研介があの手この手で圧倒的不利な裁判を逆転するといったものです。私個人的には堺雅人の演技もとても大好きです。

主人公の古御門は裁判を有利に進めるために、証拠を偽装したりを作ったり相手サイドの人間に嘘の情報を流したりと勝つためにはどんな手段でも使う弁護士です。生徒にはそういう人間にはなってほしくないと思いますが、古御門を見習うべき点もあります。

それは「調べる」ことです。古御門は裁判では卑怯な手を使いますが、勝つために事件の詳細などを調べることは徹底的にやっています。このドラマを見た人にしかわからない話ですが、古御門が絹美村編で裁判で徹底的に戦うべく村の老人たちを勇気づけるシーンでは、どれだけ古御門が村のことを調べてるかがわかります。

現代の学校教育では、この「調べる力」は身に着けることが難しいです。物事を調べるには、まず何かに疑問を持つ必要があります。例えば、中学英語ではsomeとanyは、肯定文ではsome、否定文ではanyを使うと習います。はっきり言って、これは嘘で、anyは肯定文でも使えるし、someは否定文でも使えます。では、本当はどのような違いがあるのでしょうか。今回のブログではあえてその答えは書かないので、気になる人は調べてみましょう。(それでもわからない人は質問してください(笑))

調べることは、文章で勉強する練習にもなります。学校教育では先生が口頭で勉強を教えてくれますが、学校を出た後は自分で文章を読んで勉強することが大事になります。

自分で「調べる」勉強は社会に出てからでもとても役に立ちます。

テストのやり直し


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こんにちは。講師の中村(元)です。

いよいよ中間テストの返却の時期ですね。さて、テストが返ってくるとみなさんはどうしますでしょうか。
テストの結果で一喜一憂したり、テストのことを忘れて遊んだりといろいろあると思います。

しかし、そのテスト返却後の過程の中で必ず通ってほしいところが「テストのやり直し」です。

定期テストは生徒の成績を決める上で大きなウエイトを占める部分ですから、その問題は生徒の学力を測るのに適した良問であることが非常に多いです。
また普通の問題集ではどうしても問題の数が多いため、いちいちその問題の意図やその意味を知ることは難しいです。
しかし、定期テストは分量が適当であるためやり直しがしやすく、前述した通り良問やその単元を代表する問題が多いため、テストをやり直すことでその問題の意図や意味を理解することはその単元を深く理解することに直結します。
その結果としてその後の単元や入試にも役立つと言えるでしょう。

このようなメリットを考えると、定期テストのやり直しをしないことはすごくもったいないです。

テストのやり直しに慣れるために、普段から問題集のやり直しをする癖をつけてほしいと思います。
問題の数はこなすのに、やり直しをせず単に赤ペンで答え合わせをして終わってしまう生徒が非常に多いです。これは、非常に非効率的な勉強方法と言わざるを得ません。
間違った問題の解答を見て、解答方法や意味を理解して、何も見ずにその問題を解けて、初めて「やり直し」をしたということになります。

特に文章問題は解答を読むだけでも力になります。文章問題が苦手な生徒は必ず実践してほしいです。