技術の習得

imageこんにちは、森下です。

先日、会話の中で大学時代の授業を語ることがありました。興味関心に任せて様々な授業を取っていましたが、一番印象に残っている授業があります。
その名前も「歴史観の形成」。昨今の歴史観はどのように形成されていったのか、というテーマの授業です。

ある日のことです。
教授はチャイムと同時にいらっしゃり、黒板前の椅子に座ると、「みなさん、沖縄に行きたいですねぇ。青い海、青い空、打ち寄せる波の音。とても素晴らしいですね。」と言い出しました。あまりにも唐突で、あっけにとられたことはよく覚えています。
面白おかしく語る教授なので、すっかりその世間話に聞き入っていました。しかし、気づいた時には時間概念の話にすり替わっていて、いつも以上に集中している自分がいました。最後の締めくくりも沖縄の話。しかし、その流れに違和感はなく、いつもよりもはっきりと授業の内容を覚えていました。

この体験から、新鮮な驚きや強烈な印象は記憶に残る手がかりだと思うようになりました。
世間話を交えながら教えたり、あるいは例え話に生徒さん達が興味を持っていることを持ち出したり……と、工夫した話し方を意識しています。真っ直ぐな道もそれはそれでいいのですが、ときには寄り道をしてみるのも悪くはだろう、というのが私の考えです。(もちろん、寄り道をしすぎないように注意をしますし、適宜、話の方向を修正することも忘れません。)

まだまだ、あの時の教授のように巧みに話すことはできませんが、意識し続けることで、いつかきっと自分の「モノ」になると信じています。

2つの目標

penこんにちは、理系講師の中村(宏)です。

誠心館では演習を中心とした3~4時間の授業をしています。このような授業では集中力が持たないのではないかとよく心配されます。

もちろん集中力には個人差があり、3時間ずっと集中力できる子もいれば、途中で集中力が切れてしまう子もいます。集中して勉強することは成績アップに絶対不可欠な要素です。

そこで私は生徒に2つの目標を与えています。2つの目標とは制限時間と演習量です。具体例を挙げれば20ページの演習を3時間で解くという目標をたてます。さらにその演習を15分間に2ページを解くという演習10回分に分けます。その演習では、制限時間をストップウォッチで測っているので生徒も集中して演習に取り組んでくれます。集中力が長持ちしない生徒にお勧めの勉強法です。また、この勉強法では目標を達成する経験を1回の授業中に何度も経験できるので勉強への意欲も増えます。

陸上競技で短距離や長距離の得手不得手があるように、集中にも短時間や長時間の得手不得手があります。勉強法はそれぞれの生徒にあったものがベストです。誠心館では一人一人の生徒の成長を応援します。

高校受験

omikuji

金曜日ブログ担当の菱川です。

塾の中学三年生が次々に高校に合格していき、講師としてとてもうれしいです!
生徒の喜んでいる姿を見ていると自分が高校に合格した時のことを思い出します。
一方まだ本命である公立の合格発表が控えており、緊張が伝わってくる生徒もいます。
以前、講師の中村さんが緊張は悪いことではないと書いていましたが、僕もそう思います。緊張するということはそれだけ積み上げてきたものが多いということだと思います。人より緊張するということはそれにかける思い、努力が人より勝っているということではないでしょうか?僕はそうポジティブにとらえています。(笑)

受験もすべて終わりましたが、生徒が全員進学高校が決まるまで全力でサポートしていきます!!!

人生が楽しくなる教室

001今日は塾長の命により久しぶりに書道をしました!

私は小学校2年生から高校3年生の受験期までずっと書道を習っていました!(初等師範の免許を持っています)

最近は初等師範だけじゃ勿体ないと思いまた新学期から書道に復帰しようと考えています。
この大学の4年間、何かに打ち込む事も悪くないと思います!
今回書いた字は ”人生が楽しくなる教室” ”伝説の教室” です^^
この字の通り毎回この教室に来られてる方々は本当に顔が輝いてると思います。
我ながらなかなかうまく書けたので次回教室に来られた際は、入口の上のところにある作品と入って目の前にある作品を見てくれると嬉しいです^^

パズル問題

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塾では時々、問題集やパソコン学習以外に、「パズル」をしています。

写真のような、木製のカラーパズルを指定の形に組んでいくというものです。

指定の形によっては、本当にできるのだろうか、と疑問に思うようなものもあります。真四角や木の形、立体であったり……とにかく様々な形に組み上げることになります。
私も実際に挑戦してみましたが、なかなかできずに途中で何度か投げ出したくなったほどです。なんとか完成まではたどり着けたのでほっとしました。笑

これを今日は小学生の男の子、女の子、それぞれにしてもらいました。
どちらも負けず嫌いなのか、取り組む姿勢は問題集の時よりも真剣そのもの。私たちの声も聞こえないくらいに集中していました。よほど楽しかったのか、後で本を読むかパズルをするかどちらか選んでもらったときも二人とも「パズル!」と真っ先に選んでいたほどです。
パズルは脳の活性化にいいと言われています。遊びやパズルでの経験が勉強にも徐々に反映されていけばいいなと思います。