言葉の力

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今回のブログ担当の森下です。

人に何かを伝えるとき、私たちは必ず言葉を使います。
もちろん、何かを図説するときに関しては、絵も交えて語ることもありますが、クイズ番組のように絵だけ、というのはまずないと思います。

日本には古来より、『言霊』という考えがあるそうです。
ネガティブな言葉を言うと、その分だけ現実は辛かったり、自分に不幸が返ってきたり、反対にポジティブな言葉を言うと、その分だけ、いいことが自分に起こるんだそうです。
この話を聞いたときにさっそく実践してみました。しばらくの間、「しんどい」「できない」などのマイナスイメージの言葉や、ネガティブな言葉、否定的な言葉を使わないようにしてみました。実践し始めると、徐々にではありますが身の回りの環境が変わったように思います。また、今までできないと思っていたことが、急にできるかもしれない思って挑戦してみたこともあります。実際にやってみる前は難しそうでしたが、やり始めるととても面白く、夢中になったことを覚えています。

私は生徒たちにかける言葉もまた同じことだと思います。
ここができてないね、という言葉ではなくて、ここはしっかりできてるね、と言い換えたり、あとちょっとだね、と励ますような言葉をかけるように意識しています。また、以前に比べて、伸びているなと感じたことは素直にそのまま伝えるようにしています。その分、生徒の子たちもやる気がアップしているように、私は体感しています。

センター試験 その②

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月曜ブログ担当の菱川です。

先週に引き続きセンター試験について書いていこうと思います。先週はセンター試験の大まかな内容などを書いたので今日は少し細かいところを紹介していきたいと思います。

先週も書いた通りセンター試験というものは大学受験をするほとんどの人が受ける試験であるといっても構いません。それだけ多くの人が受ける試験であるが故に筆記試験(説明を自分で書いたりする試験)ではありません。知っている人もいると思いますがなんとマーク試験です。もう一度いいます、マーク試験です。つまり、存在する選択肢の中から選んでその選んだ答えの番号を解答用紙にマークするといった形をとります。「それなら勘でもあたるんじゃない??」と思った人もいるかもしれません。 そうなんです。これが結構当たるんです。(笑)しかし、当たるといっても確立が四分の一の問題から三十二分の一、もっと当たりにくい問題もあります。それゆえ、確かな知識がなければ高得点を取ることは不可能です。

そして何よりも受験生を苦しめるのが【時間】です。センター試験に今より十分多く時間があったならば平均点もかなり上がると思います。そのくらい時間には最後まで苦しめられます。高得点を取るための確かな知識があっても問題を最後まで終わらすスピードがないと結局は問題を解ききれず、ほかの人たちに差をつけることができません。

廃止が叫ばれているセンター試験ですが上記に述べたように総合力を試す良いテストのなのかもしれません。確かな知識とスピード、これがセンター試験を制するのに一番重要なことだと思います。

英語の点数

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こんばんは、本日は森下がブログの執筆をさせていただきます。

繰り返す、にどんなイメージを持たれているでしょうか。実際にあることを繰り返していると、とても単純ですし、退屈な作業です。そのうち、飽きがきてしまう上に、惰性も生まれてしまいます。
しかし、勉強においては、これがとても必要になってきます。

私は高校二年生のときに、英語の点数が急降下したことがありました。
大学入試までまだ一年以上ありましたが、まずは指定校推薦を狙っていた私にとっては非常に大きな問題です。テストの点数が下がることはすなわち、内申点の低下にも繋がります。いくら課題物や提出物を出して、授業態度が良かれども、一番の基準である点数が低ければ、内申点はある一定のラインを超えては上がりません。

とにかくなんとかしなくて点数を上げなくてはならない、と思っていた時に勧められたのはまさに「繰り返すこと」でした。

英語には教科書や問題集のほかに、“文法書”というものがあります。これには英語で使われる文法が網羅されており、辞書のようにして使うことができます。基本の五文型はもちろん、IFやtoでも項目が作られています。
その一方で、この文法書には、簡単な復習問題がついています。つまり、文法を確認した後には実際に文法の練習ができるというわけです。

私はこの文法書を何度も繰り返して使いました。わからなくなったらすぐに文法書を確認、新しい文法が出てきたらまた確認。何度も繰り返して、文法の確認をしました。最終的には、マーカーやボールペンのアンダーラインの跡が残り、表紙が擦れてしまいました。
そのおかげか、テストの点数がぐんと上がり、英語の担当教師には驚かれたと同時によく頑張ったという言葉をもらいました。(ただ、これには中学一年生の範囲から勉強しなおす、という背景もありましたが……)

塾では似たような問題を何度も繰り返して解いてもらうことがあります。それには勉強に「繰り返す」ことが必要だと思っているからです。

設計図

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こんにちは、中村(宏)です。

前回の私のブログですが、文章問題は①数字(量)②数字が何を表すか③数字をどう計算するかの3つの情報でできていて、それらを使う練習はレシピから料理を作ることでもできるという事を書きました。

今回のブログでは内容をさらに発展させて、方程式の文章問題について書きたいと思います。

方程式の文章問題が解けるか解けないかの最大の分岐点は、方程式の設計図を想像できるかどうかです。これができていない場合、「何を書いていいかわからない」という状況に陥ります。方程式の設計図とは、具体的な例を挙げれば、(歩いた距離)+(走った距離)=(全体の距離)のような式です。設計図はとてもシンプルで一見数学の問題に見えないような式です。この設計図を作るうえで大事なことは、シンプルに考えることと失敗を怖れずにとりあえず作ってみることです。

いったん話を①数字②数字が何であるかの項目に戻しましょう。文章問題を解く上でこの①②の組み合わせミスは致命的です。②を決定するのは数字についている単位です。例えば、「5」という数字は何を示しているかわかりませんが、「5km/時」と書いてあれば、この数字は速さを表すという事がわかります。これが歩く速さなのか走る速さなのかは文章から判断します。今回はこの速さは「歩く速さ」として話を進めましょう。

それでは、この数字をどのように計算するのでしょうか?初めの方程式の設計図に(歩いた距離)というところがあります。 設計図があるので、5km/時という(歩く速さ)に(歩いた時間)をかけて(歩いた距離)を表わそうという考え方になります。③どのように計算するかの項目はこのように決まります。これが方程式の設計図の役割です。この時、文章中に(歩いた時間)がなかったら、その時間をx時間と表します。こうすることで(歩いた距離)が5x kmと表せます。

今回は書きませんが、あと(走った時間)と(全体の距離)を同じように作ったら方程式は完成です。全体像となる設計図があれば難しい問題もスムーズに解くことができます。この設計図は数学以外にも応用でき、将来どうなりたいかという設計図を作ることで、いまどのように勉強をしたらいいかということが見えてきます。もちろん、将来の設計図もシンプルに作ることと失敗を怖れずに作ることが大切です。

センター試験

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本日のブログ担当、菱川です。

さて、今日はセンター試験について書こうと思います。『センター試験』と聞いてもなかなかピンとこない人もいると思います。一つ前の世代でいうと共通一次試験というものです。

簡単にいうと国公立の大学に行くためにはほぼ間違いなく受けなくてはならないテストです。英語、数学、国語、理科、社会(文系は社会二科目、理系は理科二科目)のそれぞれのテストを受け、合計九百点満点の勝負になります。

受験生はこの試験をほぼ全員受けてそこからさらに各大学の個別試験を受けに行きます。当然、センター試験の点数がよければその分周りの受験生より優位な立場から各大学の個別試験を受けることができます。逆もまた然りです。

また、私立大学にもセンターを利用した受験制度もあります。この受験方法はセンター試験の持ち点だけで合否が決まります。倍率はすごい数になりますが、この受験方法を使えばわざわざ本試験を受験しに遠くに行く必要がなかったり、お金もあまりかからないというメリットもあります。

国公立大学だと七割、私立のセンター利用入試だと八割くらいの点数が必要になってきます。

このセンター試験でどれだけ高得点をとれるかどうかが勝負になってきます。それだけ全国の受験生も必至になって点数を取りにいきます。(実際、自分もセンター試験にはすごく力をいれたのを覚えています。周りの講師も同じだと思います。)

将来、この塾からもセンター試験を受ける人が出てくると思うので、その時は是が非でも結果を出せるような指導をしたいと思っています!