中間テストに向けて

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4月も残りあとわずか。GWが終われば中間テストが目前です。ということで講師たちと打ち合わせをして、テスト範囲の確認と何をどこまでサポートするのか?を話合いました!

成果・効率重視であれば講師陣がすべて決めた方が楽なのですが、自分で考える、自分でやり遂げる力をつける学習塾を目指しているので、個別に生徒と話合いをして何をどれだけやるのか?自分で決めさせます。

とにかくコミュニケーションの量を増やし、生徒自身が何をどうしたらいいのか?を自分で気づくようにしていくのが誠心館の方針です。

高校・社会人になっても役立つ「自立学習」の習慣を自然と身につくように講師たちと一緒にがんばります^^

写真は中村宏平本部長と中村元幾幹事長のメッセージ。 学習の真理ですね!

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

 

英語の点数

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こんばんは、本日は森下がブログの執筆をさせていただきます。

繰り返す、にどんなイメージを持たれているでしょうか。実際にあることを繰り返していると、とても単純ですし、退屈な作業です。そのうち、飽きがきてしまう上に、惰性も生まれてしまいます。
しかし、勉強においては、これがとても必要になってきます。

私は高校二年生のときに、英語の点数が急降下したことがありました。
大学入試までまだ一年以上ありましたが、まずは指定校推薦を狙っていた私にとっては非常に大きな問題です。テストの点数が下がることはすなわち、内申点の低下にも繋がります。いくら課題物や提出物を出して、授業態度が良かれども、一番の基準である点数が低ければ、内申点はある一定のラインを超えては上がりません。

とにかくなんとかしなくて点数を上げなくてはならない、と思っていた時に勧められたのはまさに「繰り返すこと」でした。

英語には教科書や問題集のほかに、“文法書”というものがあります。これには英語で使われる文法が網羅されており、辞書のようにして使うことができます。基本の五文型はもちろん、IFやtoでも項目が作られています。
その一方で、この文法書には、簡単な復習問題がついています。つまり、文法を確認した後には実際に文法の練習ができるというわけです。

私はこの文法書を何度も繰り返して使いました。わからなくなったらすぐに文法書を確認、新しい文法が出てきたらまた確認。何度も繰り返して、文法の確認をしました。最終的には、マーカーやボールペンのアンダーラインの跡が残り、表紙が擦れてしまいました。
そのおかげか、テストの点数がぐんと上がり、英語の担当教師には驚かれたと同時によく頑張ったという言葉をもらいました。(ただ、これには中学一年生の範囲から勉強しなおす、という背景もありましたが……)

塾では似たような問題を何度も繰り返して解いてもらうことがあります。それには勉強に「繰り返す」ことが必要だと思っているからです。

入塾手続き

 

DSC02829昨日は天王寺川中2年生と保護者様が入塾手続きにお越しになられました。

週1回、数学を徹底的にやってほしいとのことなので、とりあえず私が担当して基礎から指導していこうと思います。他の教科は自宅でどうしたらいいのか?を計画ノートをプレゼントして、計画の立て方と書き方、保護者のチェックの仕方、教科毎の学習内容を説明しながら実際に記入してもらいました。

お母さんのために勉強するのではなく、自分のために勉強すること。そこを強く伝えました。

 

塾に週1回行けば勝手に成績が伸びるのではなく、残りの6日間の過ごし方が大事であること。自分が変わらないと何も変わらないこと。少しでも腑に落ちて実践してもらえると嬉しいです^^

写真は休憩コーナーの後ろに掛けてある日めくり。

大ファンである小林正観さんの言葉が綴られています。しかも新・旧バージョン2つも^^

25日は次の言葉です(旧) 3つの不弁  自己のために、「弁解せず」「弁明せず」「弁護」せず。

自分への戒めです。 今日も初心戻り、謙虚に感謝して自分のできることに専念してまいります。

 

 

 

設計図

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こんにちは、中村(宏)です。

前回の私のブログですが、文章問題は①数字(量)②数字が何を表すか③数字をどう計算するかの3つの情報でできていて、それらを使う練習はレシピから料理を作ることでもできるという事を書きました。

今回のブログでは内容をさらに発展させて、方程式の文章問題について書きたいと思います。

方程式の文章問題が解けるか解けないかの最大の分岐点は、方程式の設計図を想像できるかどうかです。これができていない場合、「何を書いていいかわからない」という状況に陥ります。方程式の設計図とは、具体的な例を挙げれば、(歩いた距離)+(走った距離)=(全体の距離)のような式です。設計図はとてもシンプルで一見数学の問題に見えないような式です。この設計図を作るうえで大事なことは、シンプルに考えることと失敗を怖れずにとりあえず作ってみることです。

いったん話を①数字②数字が何であるかの項目に戻しましょう。文章問題を解く上でこの①②の組み合わせミスは致命的です。②を決定するのは数字についている単位です。例えば、「5」という数字は何を示しているかわかりませんが、「5km/時」と書いてあれば、この数字は速さを表すという事がわかります。これが歩く速さなのか走る速さなのかは文章から判断します。今回はこの速さは「歩く速さ」として話を進めましょう。

それでは、この数字をどのように計算するのでしょうか?初めの方程式の設計図に(歩いた距離)というところがあります。 設計図があるので、5km/時という(歩く速さ)に(歩いた時間)をかけて(歩いた距離)を表わそうという考え方になります。③どのように計算するかの項目はこのように決まります。これが方程式の設計図の役割です。この時、文章中に(歩いた時間)がなかったら、その時間をx時間と表します。こうすることで(歩いた距離)が5x kmと表せます。

今回は書きませんが、あと(走った時間)と(全体の距離)を同じように作ったら方程式は完成です。全体像となる設計図があれば難しい問題もスムーズに解くことができます。この設計図は数学以外にも応用でき、将来どうなりたいかという設計図を作ることで、いまどのように勉強をしたらいいかということが見えてきます。もちろん、将来の設計図もシンプルに作ることと失敗を怖れずに作ることが大切です。

小学生低学年の授業について

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小学生低学年のお子さんを何名かお預かりしておりますが、私はこの年齢層の授業が楽しくていつもワクワクしております。 低学年の場合、学校の授業も比較的簡単であり、すぐに追いつけることもあるので準拠ワークで学校と同時進行の授業を意識せず、パズル、積み木、知育教材、絵本、物語の読み聞かせ、パソコンを使った100マス計算や文章読解問題等々、地頭を鍛える授業を採り入れることができるからです。

全国的に評価の高い公文や学研教室はどちらも素晴らしい教材と先生が運営されておりますが、そんな教室でもなんとなく雰囲気が合わない、プリントを自分ひとりで解けないお子さんもおられます。誠心館の場合はそんなお子さんにも一人ひとり対応して自立学習の習慣を身につけさせるようにがんばっております。

生徒が少ないからできる!ということもありますが(汗)、半年で変化が現われ、1年たてば見違えるように成長してくれます^^ その成長を見るのが楽しいし嬉しいわけです。

昨日も昨年の秋に入塾してくれた宝塚のお子さんの保護者様とお話しをする時間がありましたが「集中力がつき、苦手な文章問題を最後まで読んで解けるようになりました。ありがとうございます!」とお礼を言われました。 講師冥利に尽きます^^

今週は小3のKくんの保護者様が入塾手続きをしてくださり5月から週2回来ることになりましたが、半年間は地頭を鍛える内容にしたいと考えております。おっとりしたKくんですが、その個性を生かしながら元気で賢い子になるように育ててまいりますので、ぜひご期待ください。

 

上の写真は小学生低学年の教材の一部ですが、とくに積み木やパズルは空間認知能力が飛躍的に高まるので、ぜひおすすめです(ネットでも安く売ってます^^)

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。