前回の続き

BusinessCardLogo Aくん「先生、テスト持ってきたよ!」

私「ありがとう^^ それで何点だった?」

Aくん「うん。75点」

私「そうなんだ。お母さんはなんて言ってたの?」

Aくん「まだ、見せてないよ。仕事行ってるし~」

私「ところでAくん、75点のテストを見てどう思うの?」

Aくん「(小さな声で)うん。嬉しかった・・・・・・」

私「そうだよね。よかった! 先生も嬉しいよ^^ じゃあ、今日は国語のテキストやろうか!」

Aくん「うん。今日もがんばる(*^。^*)」

勉強は自ら学ぶもの。人との競争でもなく自分がどれだけ理解したのか?計画どおり実行できたのかのバロメーター! Aくんが今回のテスト勉強で何かを掴んでくれていたら嬉しいです。「自分のことは自分でやる」「やればできる」をたくさん体験できるように、今度もがんばりたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分で考える習慣をつける

DSC01246お母さん「分度器の使い方と角度を教えたんですが、ぜんぜんわかってくれません。明日はテストだし、なんとかお願いします♪」

私「はい。わかりました!やってみます」

私「Aくん、じゃあ、このプリントやってくれる?」

しばらくして

Aくん「できたでぇ。でも、自信ないよ。わからんから適当に書いたし^^」

私「あれっ? たくさん間違えたなぁ~ じゃあ、1問だけ説明するよ。あとは自分でやってね」しばらくして

Aくん「できた!たぶん間違ってると思うけど・・・・^^;」

私(〇つけ後)「今回もまたほとんど間違ってるなぁ~:じゃあ、もう1回やってみようか?」

Aくん「えっ?まだやるの・・・・・・・・^^;」

私「当たり前やん。できるまでやるで^^ 」

Aくん「・・・・・・・・」

しばらくして

Aくん「今度はたぶんあってると思うわ」

私(まるつけ後)「全問正解やん。スゴイ。やればできるやん♪」

考えることが嫌いな子は適当にやってその場を終わらせようとしますが、誠心館では説明は最小限で子供に考えさせます。考える習慣がないと困るのは本人です。中学生になって、成績が伸びない子によくあるケースです。小学生のうちはしっかり考えることを身につけるように指導したいと思います。

 

 

 

 

 

小学生の指導

DSC01246小学生の勉強について思うこと。

分数や小数や面積の問題等は4年生大学を卒業しているお母さんからすれば、スグにできる問題ばかりです^^

だからこそ、我が子ができないと「何でこんな簡単な問題ができないの?」と強く叱ってしまうことがあるようです。確かにいくら教えても「わからない」「真剣にやろうとしない」「口答えをしてくる」と「カチン」と来て、親子喧嘩に発展するのもわかります。

そんな時は7800円で誠心館に任せてください。教科書準拠ワークを使って自立学習をさせてます。自分で解いて、わからなかったら辞書で調べさせて、〇つけも自分でやって、採点も自分でさせます。わからないところは最後に講師が説明するスタイルです。 小学生から自分のことは自分でやるしつけをしておけば、中学生、高校生の時が楽です^^

私はそんな子供達を育てたくて学習塾を始めました。テストの点数は結果です。子供たちが何を考えて、どうしたいのか?何をすべきなのか?今後もプロセスを重視した指導にこだわっていきたいと思います。

 

 

言霊ってどういうこと?

BusinessCardLogo「自分の発した言葉が未来をつくる」教室のリフレッシュコーナーに貼ってある文言ですが、いつも本当にそうだなぁ~と思っております。

以前に「口グゼで人生が変わる」という内容の本がベストセラーになっておりましたが、ヨハネの福音書では「はじめに言葉ありき。言葉は神なり」で始まりますし、日本でも古来から「言霊」と言って言葉はコミュニケーションだけでなく、言葉自体が出来事を引き寄せる力を持っていると信じられていたそうです。

ですからプラス思考になるためだとか、人に好かれるために「いい言葉」「前向きな言葉」を使うのも素晴らしいことですが、ひょっとして「日頃の口ぐせ」がラッキーな出来事に繋がっているというのなら、意識して自分に得になる言葉を使いたいものです。

仮にゴミ出しを忘れて(!)嫁さんに嫌味を言われたとしても「なんと、いい嫁さんなんだろう。怒鳴られたり、晩ごはんのおかずが減らされたりしないだけ、ついている!有難い!(感謝)」と言えれば、さらに夫婦円満になって(汗)、将来的には、こづかいが増えたりするかもしれません(?)

なんか最後は墓穴を掘る受け狙いの内容になりましたが、教室では生徒の見本となるべく私から前向きな楽しい会話を心掛けたいと思います。

漢検に向けて。

DSC012366月1日(土)の漢検ですが、当教室からは8名が受検します。小学生に関しては無料で対策勉強会を連日しておりますが、学年より上の級を狙っている子は学校で習っていない漢字も多いので、点数はかなり低め。。。

ひょっとすると合格できない子がいるかもしれません。

もちろん合格できればいいのですが、仮に不合格でも、何故不合格だったのか?どうすれば合格できたのか?を学ぶことができれば、ストレートで漢検合格よりも大きな財産になると思います。

今の日本の子供達の可哀そうなところは失敗経験がなくて社会人になり、はじめて挫折を経験することだと言われております。最初の関門である高校入試でも最終的には合格する学校を選択するので必ず高校に行けるし、部活や勉強も苦労や逆境がなさすぎるので「打たれ弱い」人間になりがちです。病気になるから健康の有難さがわかる、友達と喧嘩するから友情の大切さがわかるというように、世の中は一見マイナスな事象があるからこそ、普通であることの素晴らしさがわかるような仕組みになっていると本に書いてありましたが、まさしくその通りだと思います。

すべての子供たちが自分らしさを発揮して、いきいきと元気になってくれることをお祈り添えしたいと存じます。