お釈迦さまのお話し

tomodachi

■善友がすべてである■
 
 ある日、お釈迦様の側近であるアーナンダ尊者が、「仏道というのは、たいへん頭の良い、自分を指導してくれる、仲の良い友人がいるならば、その友人の力で道の半分を達成できるだろう」と考えました。そして、良いことを考えついたからお釈迦さまにお話ししようと思って、そのことをお話ししたのです。

するとお釈迦さまは「その通りではありません。仏道は、善友に巡り会えたならば完全に成功しますよ。半分ではありません」とおっしゃったのです。

(善友がいること、善友と共にいること、善友と交わることが仏道の半分である。
Mâ hevam Ânanda mâ hevam Ânanda. Sakalam eva hidam, Ânanda, brahmacariyam yad idam kalyânamittâ klyânasahâyatâ kalyânasampavankatâ. (Samyutta Nikâya 5,2)

その通りではない、アーナンダよ。善友がいること、善友と共にいること、善友と交わることが、仏道のすべてである。)
 またある時、智慧の第一人者であったサーリプッタ尊者が、「善友がいることこそ仏道のすべてです」とお釈迦さまに報告しました。
お釈迦さまは「全くその通りです」と賛成なさったのです。(Samyutta Nikâya 5,3) 

お釈迦さまのお話には多くの解釈がありますが「善友に勝る宝なし」というところはすべて同じ意味のようです。

前置きが長くなりました(汗)
3日に友人たちと妙見山に登りましたが、本当に楽しかったです^^ いい友達に囲まれて、幸せだなぁ~と思いました! 2014年も魅力的な友達にたくさん出会える予感がしてわくわく状態です。^^
追伸 でも、写真の顔は不機嫌そうですねぇ・・・(^_^;)