公立の入試

公立の入試結果ですが合格間違いなしと確信していた生徒が落ちてしまいました。

本当にショックであり保護者様に申し訳なく思う次第です。

過去には合格ギリギリの五分五分の勝負で第一志望が×で第二志望に廻された生徒はおりましたが、今回は内申点と模試の結果からどう考えても大丈夫と私も太鼓判を押していただけに何とも言えない気分です。

いろいろな想いが頭を駆け巡り「あの時もっと・・・・」という考えも脳裏に浮かびますが後の祭り。この失敗体験が本人のいい教訓となって次へのステップにつながることを祈るのみです。

また誠心館としても今回の出来事を真摯に受けとめて今の中3生の指導に生かせていきたいと思います。

 

魂を教育する仕事

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塾長の私が目指す学習塾は「自立学習」ができる子供たちを育てること。

それが未来の大人たちへの最高のプレゼントであるといっても過言ではないと信じております。

なので、塾のスタイルとしては関東地方を中心に増えつつある自立学習型が生徒たちの学ぶ力を育み成長を促すにも最適ではないかと考えております。

しかしながら、かなり勉強が遅れていたり、積極的に講師へ質問ができない、自己管理する習慣ができていない、勉強のやり方がわからない中学生が多いうえに部活や宿題、さらには定期テストに追われているのが生徒たちの現状。

そんな彼らを指導するにあたり試行錯誤しながら辿り着いたのが誠心館のレギュラーコース(90分個別指導+90分の自立学習)です。

1対3~4で90分の個別指導を受ける。さらに残りの90分は自分のペースで勉強するという仕組みで生徒たちの自立と自律の精神を養う。

その基礎を築いた上で学習効果を上げていく。高校生になっても困らない(塾に行かなくてもいい?)自分だけの勉強方法を掴む(んでほしい。。。)

 

毎日、講師と生徒が本気で対峙しながら一歩づつ前進する姿を見ながら想うことは表面上は勉強を教えているけれど、生徒たちの気持ちを考えながら「やる気」を引き出す根気のいる作業であるということ。

これは大げさに言うと「魂の教育」という言葉が当てはまるのではないでしょうか?

人生は死ぬまで勉強だし未来は「いま、ここ」の積み重ね。生徒たちには「いま、ここ」を大事にしてほしいと思います。

 

写真は須貝先生、丸野先生、伊東先生が生徒たちを指導しているところ。

1問1問が真剣勝負です。

木・金の出来事

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木曜日の出来事

伊丹西高校1年の卒業生が4月から入塾する弟の月謝とテキスト代を持参して教室に遊びに来てくれました。

やりたかった野球部のマネジャーはやりがいもあるし楽しいということですが、問題はやはり勉強^_^;  だんだんわからなくなってきたとのこと。。。

「時々だったらお菓子一袋で教えるよ!」と笑いながら言いましたが、なんだか冴えない顔をしているので「お母さんに相談して週1回来る?全教科教えるよ」と言うと「そうする!」とのこと。頑張り屋さんなので、週1回の補習だけでもかなり理解が深まると思うので、来れたらいいですね。

金曜日

4月から中1になる私の次男の友達のお母さんが入塾手続きに来られました。息子の親友なので4月からは息子と一緒に勉強させたいと思います。誠心館には優秀な講師がたくさんいるので、勉強の仕方や考え方から指導してまいります。ご期待ください^^

また久々に神戸高専1年の卒業生がお菓子2袋持参で勉強しに来てくれました。今回は上熊須先生が担当しましたが、学校の教授の説明がわからない時は誠心館講師が解説するので、お気軽にどうぞ^^

イルカの油絵

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誠心館の開校時より教室の壁に飾ってあるイルカの油絵。

私のお気に入りです^^

私が好きな画家である斎灯サトルさんが若い時に描いた油絵を4年前に購入したのですが(かなり高額でした^^;)お母さんイルカと子供のイルカが寄り添って泳いでいる姿は微笑ましい感じがしますし、見ているだけで癒される気分になれるところがいいですね。

 

この絵を見ただけで元気が出たとか、やる気になった、優しくなれたという人が過去に何人もいました^^

 

日本全国のお母さんと子供たちの親子関係がさらによくなって学力アップに繋がると皆がハッピーになれます。

お母さんはとにかく子供を誉める、子供たちはまずは自分で考えてみる習慣が身につくと成長できると思います。

教育・塾業界で話題のニュース

ここ最近、教育業界で話題になっているニュースをコピペします。

ここから下↓

ニューヨークの公立小学校「PS116」が、研究の結果「従来の宿題はムダ」と結論付け、算数や作文の宿題の廃止を決定した。これに対し反対している親もいる。

「宿題のマイナス効果が明らかに」

2月、「PS116」のジェーン・スー校長から保護者あてに「今後は従来のような宿題を出さない」という趣旨の手紙が届いた。

手紙には「近年、宿題の効果が話題となっており、宿題のマイナス効果が明らかになってきました」と記され、以下のような宿題の弊害が挙げられている。

  • 子どものフラストレーション
  • 子どもの疲労
  • 他の活動をする時間がない
  • 家族と過ごす時間が減る
  • 学ぶことへの興味を失う

スー校長は特に最期の「学ぶことへの興味を失う」ことが非常に残念だと語っている。

また、宿題に関する研究は様々あるが、宿題が学業に直接影響を及ぼすという研究結果はないとも述べている。

そして、学校で独自に1年以上かけてこうした効果を分析した結果、幼稚園に入る前から5年生までの子どもには、自分のペースで本を読んだり遊んだりといった「教養や社会的情緒的成長」を助ける教育が必要と判断した。

その結果、算数ドリルや作文といった宿題を今後は出さないことにしたという。

日本では軌道修正されている「ゆとり」

日本のゆとり教育でも同じようなことを言っていたような……。日本では弊害などが取りざたされ、実質軌道修正が図られている「ゆとり」だが、このニューヨークの学校では今「ゆとり」を取り入れようとしているようだ。

ただし、同校長は子どもがテレビを見る時間やゲームをする時間は限度を設けるよう勧めている。

 

<塾長考察>

スー校長の英断は世間的には賛否両論ながら、優先順位を「テストの点数」ではなく「学ぶことの興味」にシフトしたこと自体が画期的であり、この数値化できないけど大事なはずである大きなテーマに現場の公立小学校校長クラスで斬り込んだ勇気は賞賛に値すると思います。

たかが宿題ではありますが、その「宿題を出さないと決めた!」だけで全世界へニュースとして発信されて各国で論議されている現実を見るだけで、いかに宿題の効果が「?」となっているのかかがわかります。

ちなみに私の知人である塾関係者でもこの話題で持ちきり。

 

誠心館は4月より毎週金曜日に自由に学ぶ楽しさをベースにしたスタートアップコースが始まります。学ぶことの楽しさを理解してもらえたら嬉しいですね。