立ち止まって考える

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こんにちは。中村(宏)です。

先日は初めての試みとして数学の集団授業をしました。授業のテーマは「数学の文字とは何か」です。文字式は数学で初めて登場する内容で、その文字がどのようなものであるかということを理解できていないと中学校の数学の勉強が苦手になってしまいます。

授業では、文字とは①カプセルに入った文字のようなものであり、②同じ文字の中には同じ数字が入っているものであるというイメージをつくりました。(イメージしやすいようにガチャポンのカプセルを用意しました)

それに加えて、公式を理解するために公式の日本語訳をしました。公式の日本語」とは、「A=BならばA+C=B+C」のような公式を十歳年下の弟や妹に説明するときにどう説明するかということを考えます。ちなみに前述の公式は「もともと同じもの(AとB)に、おなじもの(C)を足しても同じまま」と説明できます。

この2つのことを理解したうえで、方程式の計算問題を解くと中学校で最難関レベルの計算問題が簡単に解けてしまいます。

自分自身に数学の公式や概念をきちんと説明することで難しい問題も簡単解くことができます。将来的に入試などで応用問題を解くためにも、理解しがたい内容が出てきたときには、次の内容に急ぐのではなく理解しがたい内容を立ち止まって考えることをおすすめします。

ここからが勝負!

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英語担当の大原です。

私が思うに大学受験をするにあたり、とても重要だと考えるのがこの高校1、2年生の時間です。

もちろん3年生も大事ですが、それよりも1、2年生の時間が大切だと思います。

なぜこれが言えるかというと大学受験においては基礎がとても大切になってくるからです。

1年生の英語の授業ではおそらく単語帳を買い、先生が毎回単語のミニテストを行う学校がほとんどだと思います。

この単語テストを怠らずに勉強することがのちに大きな支えになってきます。1、2年生で単語帳1冊は仕上がります(授業の範囲で)が、この単語テストのために毎回しっかり暗記してテストに挑むのと力を入れずに挑むのとでは非常に大きな差が生まれます。私は英語において単語をマスターすることが最も大切だと思います。単語力のない学生は大学受験の時に必ず後悔するといえるでしょう。

 

さらに高校3年生は大学受験の総仕上げをする時期です。1、2年生の授業をしっかり受け、基礎を習得していなければ3年生になり受験勉強をするときに慌てることになります。基礎の理解不足は応用・発展問題がまったく解けないということにつながり志望校を変更することになります。

大学受験は3年生からでは間に合いません。志望校に現役で合格したければ「いま、ここ」からやるべきです。まずは目標・計画を具体的に策定し、実行することが必要不可欠です。

だけど高校生は部活や青春を楽しむ事ももちろん必要です!それが醍醐味だとも思っています!^^

なので講師陣の中では大学受験を終えて一番間もない自分が自身の経験を生かし生徒たちに効率よく勉強や部活を両立できる方法を授業中などに伝えていきたいと思います

英語の指導に関しては自信があるので、とくに高校生で難関校を狙う生徒を担当したいと思います。

“厳しさ”

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こんばんは、森下です。

桜もピークを過ぎさり、後は散るのみとなってしまいました。

さて。唐突ですが、“厳しい”とはどういうことでしょうか。
とても怒りやすいことが厳しいことでしょうか、到底、無理な分量の宿題を出すことが厳しいのでしょうか。
先日、生徒の一人に「先生が一番、優しそうに見える。他の先生は厳しそう」と言われました。
実際にはどの講師も大なり小なり厳しいと私自身は思っています。自分が教えてもらっているわけではないのに、その真剣さに圧倒されることもあるほどです。

私が通っていた高校では学年が上がる際に授業の選択がありました。
数学がとても苦手だったので、迷うことなくすぐに数学を外すつもりでいましたが、担任の教師によって止められたことを覚えていまます。そのときに担任は「どうして簡単に数学をやめてしまうのか、自分で未来の幅を狭めてどうするのか」という言葉を私にぶつけてきました。

当時の私からすると、とても“厳しい”一言でした。

足を引っ張るのは目に見えていて、数学なんてなければいいのに、と思っていたぐらいに数学が苦手な人間になんてことを言うのだろう、あの先生は自分の評価のためにわざと私を上のクラスに編入させようとしているんだ!とさえ思っていました。
ただ、随分と後から気づいたのですが、国公立大学では数学は必須とされることが多い科目です。結局は私立大学へと進学しましたが、数学を取っていたおかげで、進路の幅はとても広くありました。

勿論、厳しいだけでは伝わらないこともありますし、バランスを取っていかないと難しいところです。心を鬼にして、とまではいきませんが、あまりに甘さばかりだと適当なところで折り合いをつけてしまうこともあります。
いつか「厳しい先生」と言われることもあるかもしれませんが、こうした考えも必要だろうと私は思っています。

Fake it until you make it.

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こんにちは^^英語担当の大原です。

本日のタイトルに書いてあるのは、最近たまたま友人が落としていった本の中に書かれていた諺です。

「Fake it until you make it.」これは日本語に訳すと「現実になるまで騙し続けなさい」という意味になります。

つまりこの諺の真意は実際にその力を持っていなくても、本人が持っていると思い込めばやがて現実になる、という意味です。

いまや世界の自動車メーカーとなっているHONDAの社長はまだHONDAが小さな会社のころから「世界のHONDAになるぞ!」とミカン箱の上に立ちながら叫んでいたらしいです。

これは受験などでも同じことが言えると思います。自分が行きたい高校、大学に自分は受かるぞ!!!

と自分に言い聞かせることもとても大事だと思います。もちろん志望校に受かるには運も必要です。しかしそれ以上に自分は受かる!!!と自分に言い聞かせることも大事なんだと最近はつくづく思います。

振り返ってみると同じ大学受験をした友人たちも「俺は○○大学に絶対受かる!!!」と周りに宣言していた友達はやはり受かっています。

私がこの本に出逢いこの言葉に出会ったのもやはり偶然ではなく必然なんだと思います。

生徒たちが将来やりたいことや夢に向かうためにも「Fake it until you make it.」の話をわかりやすく伝えていきたいですね。

 

 

 

メモリーツリー

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こんにちは。講師の中村(元)です。

突然ですが、メモリーツリーという記憶術をご存知でしょうか。マインドマップとも言われています。

一般に記憶は左脳によって処理されます。しかし、メモリーツリーでは記憶すべき単語、出来事などを映像として右脳で処理しようとすることを目的とし、主に社会科で有効とされています。

この方法のメリットは2つあります。

1つ目は単純な記憶力アップの効果。左脳、右脳両方を使って記憶しようとするのですから、必然的に記憶力の増大が見込めます。

2つ目は勉強意欲の向上。映像として記憶するにはいかに派手にメモリーツリーを作成するかが鍵となります。つまり様々な色ペンを使って、また時には絵を書いて完成させる方が効果的なのです。

すなわち「覚えるのは苦手だけど絵を描いたり図工するのは好き!」というような学生には非常に向いている記憶術と言えます。

またメモリーツリーを作成し終えたときの達成感は他の勉強法にはないものがあります。勉強のモチベーションを上げることも勉強では大切なことです。

生徒に合った勉強方法を探すためにいろいろな選択肢を与えてあげることも我々に必要なことだと考えています。