ハイレベルな当たり前

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こんにちは、中村(宏)です。

今日は反復演習のメリットについて書きたいと思います。

コンピュータの性能を表す要素の1つにメモリというものがあります。メモリはコンピュータが考える為の作業スペースです。例えば、コンピュータに「この作業とこの作業をせよ。」という指示を出すと、コンピュータはその作業を一時的に記憶しながら実行に移します。この一時的に記憶するスペースがメモリです。

人間も複雑な暗算をするときに頭の中で計算の途中結果を一時的に暗記しながら計算しています。人間の脳にもコンピュータのメモリのような役割をする部分があり、この部分はワーキングメモリと呼ばれています。ワーキングメモリが大きい生徒は学校のテストで良い成績をとる傾向があると言われています。このワーキングメモリはトレーニングにより鍛えることはできますが、それには時間がかかります。

出来るだけすぐに生徒の成績を上げるためには、ワーキングメモリを鍛えるという方法ではなく、計算問題や方程式などの基礎の単元に必要とされる容量を小さくすることが大事です。少し難しい表現になりましたが、簡単に言えば基礎問題に慣れることが大事です。誰でもハサミを使うことはできますが、ハサミを初めて使ったときには、この穴に人差し指をもう一方に親指を入れてというように考えながらハサミを使っていたはずです。もちろん、大人になってこんな風に考えながらハサミを使っている人はいません。これが慣れです。

慣れるために必要なことは回数をこなすことです。数学の基礎問題の反復練習をすることで、基礎問題を解くことはハサミで切ることと同じくらい簡単なことになります。慣れた作業は最小限のワーキングメモリしか必要としません。1つ1つの計算に必要とするワーキングメモリを縮小出来たら、ワーキングメモリが大きい生徒と同様に勉強ができるようになります。

計算などの基礎問題を当たり前に解ける能力を基礎力と言えると思います。

金曜日の模試^^;

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こんにちは。伊丹北高1年のSです\(^o^)/

今日、やっと7月の考査が終わりました。 やっと終わった~!という解放感でいっぱいだったのですが、金曜日にまさかの模試があるんですよ~

高校生はテストが多いですね~

というわけで、塾では数学の模試の対策勉強をしました。問題数が少ないのになぜ80分もあるんだろうと思っていたら、応用問題がたくさんあり解き方が全然わかりませんでした(汗)

特に難しかったのは、一次不等式の問題です。

いままでは基本の一次不等式の問題しか解いてこなかったので応用問題となるとかなり苦戦してしまいました(泣)

そこで解説を中村(宏)先生に頼んだら、私があんなに悩んだ問題をすらすら解くではありませんか??

私は素直に「さすがやなぁ~」と感心しました! 先生達は本当に頼りになりますね☆

この模試は約48.5万人受けるので、上位を目指し志望校合格ラインにいくようにがんばりたいです!

ちなみに今の志望校は大阪教育大学なんですが、塾長にそう言ったら簡単に「大丈夫だよ^^」と言ってくれますが、ぜんぜん根拠はありません^^; 別にいいんですけど・・・・・・

絵本を追加購入

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絵本作家のぶみさんをご存知ですか?

私の周りにファンの人が多く、今回2冊購入させてもらうことになりました!

小5(10歳)までに心に響く本や絵本をたくさん読ませておくと読解力もつき感受性も豊かになるといわれております。誠心館に通う小学生チームにはたくさん本を読んでもらって「かしこい子」になってほしいですね^^

ちなみに教室で一番人気の本は男の子は歴史漫画、女の子はハムスターの育て方です(笑)

好きこそものの上手なれ

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こんにちは。講師の中村元幾です。

勉強を得意になるための方法の1つは「勉強を好きになること」です。
しかし当然ながら元々興味があるもので無い限り、あらゆる勉強を好きになれというのは無茶です。そこで「好きになるためには?」という問題を考えてみましょう。

算数や数学が得意な生徒にはある傾向があります。それは「計算が速い」ということです。
もちろん計算が苦手でも数学が得意な生徒もいればその逆もいます。しかし今考えてほしいことは、得意科目を好きになった「きっかけ」です。
子どもはできるようになれば喜びます。例えばA君とB君が同時期に野球を始めたとして、A君の方がB君よりも体が大きかったとしましょう。様々な要素に左右はされますが、単純に考えれば体が大きいA君の方がいいプレーをすることができます。結果A君の方が楽しくプレーでき、野球を好きになりやすくなり、そしてもっとうまくなろうと努力します。
これを勉強に置き換えてみましょう。A君とB君は小学校の同学年で、A君の方がB君よりも計算が速いとします。A君とB君は小学校の同学年で、A君の方がB君よりも計算が速いとします。小学生の算数は非常に計算の占める割合が大きいですから、A君の方がテストでも速く答案を仕上げることができ、結果見直す時間も増え、テストでいい点を取ることができます。そのため算数を好きになりやすくなり(少なくともB君よりは)、算数の勉強が苦ではなくなる可能性が高くなります。
何かを好きになるきっかけは単純なことが多いです。算数の例で言えば単に「計算が速い」というだけであり、100マスなどといった優秀な学習道具があるのですから、計算が速くなることは算数の勉強よりも簡単です。野球の例では「体が大きい」という先天的な問題を例にしましたが、ようは好きになればいいわけですから、「野球をテレビでよく見る」といったものでもいいのです。これは突然聞いたこともない「野球」というスポーツをやって上達しようするよりもはるかに簡単なことがわかります。
そういったきっかけは子どもが興味を持つものならなんでもいいはずです。理科なら科学関係の、社会なら歴史や地理に関する本やおもちゃはいくらでもあります。その中から1人1人に合うものを見つけ出してあげることが大事なのでしょう。

好きだから得意になる、得意だからもっと好きになる、もっと好きだから・・・といった相乗効果が期待できることも勉強を好きになることによるメリットです。そのために多少苦手でも勉強して一度いい結果を残してみてほしいと思います。いい結果を残せば嬉しいもの、前述では好きになるきっかけを外部に求めましたが、「上手になる」ことも「好きになる」ためのいいきっかけなのです。

講師ミーティング

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昨日は講師4人と私でミーティングをしました!(女性講師はお休み^^)

内容は期末テストの反省と指導内容の確認及び夏期講習の日程確認です。

誠心館は某大手塾のようにスーツ、ネクタイもしておりませんし、豪華なチラシや立派な塾案内もありませんが、生徒の自主性を育てることを目的とした自由度の高い個別指導学習塾だと自負しております。

これからも保護者様に安心してもらえるように、高校、大学に行っても困らない「自立学習」を念頭にした指導をしてまいります。

今日もブログを読んでいただきありがとうございました。