計算能力の大切さ

DSC03120講師の宮本です。今回は数学のもっとも基礎にあたる、計算能力についてお話しさせてもらいます。

ご存知の通り我が誠心館では百マス計算を取り入れて積極的に生徒へ勧めています。これは生徒に記録を競わせることでより学習に意欲を向けさせる役割もありますし、何より重要なのは中学以降の数学の学習において、「計算が難しい」という理由で躓くことを防ぐためです。

中学校に入った後で計算問題をしっかり行うことは難しいです。並行して図形の問題や証明の導き方も学ばなくてはいけないからです。ですから、計算能力は小学校で大方身に着けてしまうこと。しかし、中学生でも十分な計算能力を有していない子は多いです。そのような子は、百マス計算の様な、数学の授業に関係のない、かつ楽しんで勉強できるツールを使うことがベストです。

私は計算能力を通学中に身に着けました。というのも、私の計算の練習方法は走っている車のナンバープレートを四則演算することでした。足し算引き算、あるいは掛け算。計算上達の機会は、日常生活に転がっています。

教科書を使った勉強法(英語)

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こんにちは、上熊須です。 今日は英語の教科書を使った勉強法について書きます。

教科書には本文や文法、コラムや新出単語などが載っていますが、この中で何が一番大切かというと、それは新出単語です。本文を読む前に、必ず単語の確認から入るようにしてください。 単語を暗記する際にも、ただ見ているだけでは暗記になりません。意味を調べ、何回も単語とその意味を書いて覚え、自分で暗記できているかどうか確認する。これをこなして初めて暗記したと言えます。

それができれば本文に移るわけですが、ここで大事なのが必ず「本文を声に出して読む」ことです。これは英語の文法、特に語順を身につけるのに非常に効果的な方法です。

教科書を使った勉強法は他にもありますが、「最初に単語を確認する」「本文を声に出して読む」この2つを意識すれば、より密度の高い勉強ができるようになると思います。

丸付けのテクニック

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こんにちは。中村(宏)です。

私事ですが、今朝は宮本先生と豊能町と箕面までサイクリングに行ってきました。日ごろの運動不足のせいでバテバテでした。だいぶ涼しくなってきましたが、紅葉のシーズンはもう少し先になりそうです。

テストが近づいてきたので、今日は自習での丸付けのテクニックについて書きます。

当然ですが、テストではテキストや教科書を持ち込むことが出来ません。そのために、テスト勉強の段階で答えを見て解いただけでは点数にはつながりません。そこでテスト勉強では繰り返し演習することが必要になります。

テスト期間中では演習する時間が限られるので全部の問題を繰り返し演習することは困難です。そこではじめに演習をするときに色分けして丸付けすることをお勧めします。具体的には、自力で解けた問題→赤丸、例題を見て解けた問題→青丸解答を見て解けた問題→黄丸といった具合に丸を付けます。こうすることで2回目に演習するときにどこを演習すればいいかが一目瞭然になり、効率的に勉強することが出来ます。

講師の仕事

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8月から誠心館で講師をさせていただいている丸野です。

今回は最初なので塾講師としての感想を書きたいと思います。

まず誠心館に来て最初に思ったのはアットホームな学習塾だということです。

小学生から高校生までの生徒を講師として個別に教えておりますが、生徒全員に共通していえることは、とても素直であり私の説明をしっかり聞いてくれるところが有難く感じております。

そして授業をしている時に生徒たちが「わかった!」と笑顔で喜ぶ姿をみると講師の仕事は楽しいなぁと毎回思います。

小学校、中学校、高校ではテストの難易度も範囲も全然違いますが、塾講師はとてもやりがいのある仕事なので熱意をもって生徒たちを指導していきたいと思います。

教科書を使った勉強法(数学)

DSC03133 こんにちは、中村(宏)です。

今日は教科書を使った数学の勉強法について書きます。

教科書には学習内容が導入→例題(解答例)→演習問題→次の内容の導入→・・・の順で載っています。教科書を使って勉強するときは、例題を見ながら演習問題を解くという流れで勉強をしている人が多いと思います。だれでもやっているこの普通の勉強法を少し工夫するだけで勉強を効率化できます。今日のブログではその方法を紹介したいと思います。

前述の勉強法では例題と演習問題しか使っていません。この勉強法のデメリットは演習が作業になってしまうことです。勉強が作業化してしまうと応用力が身に付きにくくなります。料理を例に挙げて、作業化とは何かを考えてみましょう。レシピを見て料理作りをするとこれまでに食べたことのない料理を作ることができますが、酸味を増やしたり塩気を増やしたりするようなアレンジはできません。逆に、得意料理を作る場合は、料理の一つ一つの手順が料理にどのように影響するかということが想像でき、アレンジを加えることもできます。一つ一つの手順の意味を理解することで手順の作業化は避けることができ、応用ができるようになります。また、カレーを作るときに誰もレシピを見ないように、作業化されていない手順は記憶に残りやすくなります。

勉強で作業化を避けるためにはどうしたらよいでしょうか。先ほどの料理の例と同様で、作業化を避けるためには一つ一つの手順の意味を理解することです。そのためには、演習が終わった時にすぐに次の問題に進まず、その問題の一つ一つの手順を見直してそれぞれの意味を考えることです。手順の意味を考えるときには各単元のはじめにある導入の部分が役に立ちます。